ブログ開設に当たって

心の法則研究所

今からちょうど20年前、平成10年4月8日に初めてのホームページを公開した。

当時、私は縁あって某宗教団体の機関紙の編集をしていた。もともと宗教宗派の枠にとらわれない真理の探究に関心があった私にとって、「超宗派」を掲げるその教団は非常に居心地のよい場所であった。新しい教団で、体裁を整えるために他教団を参考にする必要があった上、理解のある上司にも恵まれたため、教団の職員(正確には関連企業の社員)でありながら、宗教全般及び他宗教についての研究することができたのである。

しかし、宗教というものがわかってくるにつれ、教団に対する疑問や不満が強くなった。教団自体は「超宗派」を掲げているにも拘わらず、教団の人々は教団の枠組みですべてを完結させ、教団の枠を超えた真理そのものには関心を持っていないのである。

教団というものは、教祖の解明したこの世界の真理の一面を絶対化し、そこから教団の枠組みを作って信者を囲い込むものである。真理の一面ではあるので、それによって救われる人もいるし、救われない人もいる。なぜ救われる人と救われない人がいるのか解明しようとすればいいのだが、そういうことを考える人はほとんどおらず、大抵は信仰が足りないからという結論で済まされてしまう。

そういう不満を募らせていた平成9年の12月、上司から教団のホームページを作ることを見据え、インターネットについて調べるように指示された。それでインターネットなるものに初めて触れ、自分の意見を表明する場として非常に面白いと思ったのである。

そこで、教団とは別に、それまで宗教について考えてきたことをホームページにしたいと考えるようになった。ホームページ作成ソフトを購入し、訳がわからないながらも説明書通りにそれらしいものを作り、灌仏会に合わせて公開した。

以来、名称を変更したり、独自ドメインを取ったりしながら現在に至るのだが、ここ10年ほどはほぼ放置状態であった。

20周年を迎えるに当たり、一時はワードプレスを使ってサイトをリニューアルすることも考えたのだが、20年前とは見解が変わったことも多い。といって、やはり当時の自分の考えを書き換えたり、削除したりというのにも抵抗がある。そこで、以前からのサイトはそのままにして、別途ブログを開設することにした。

これまで宗教について考えてきたことを、思いつくまま備忘録的に書いていくつもりである。

平成21年にも一度ブログを開設したのだが、勢い込みすぎて負担が大きくなりすぎたり、プライベートで諸事情があったりで、1年も経たずに頓挫した。当時の失敗を教訓とし、今度こそ書きたいことを気楽に書いて、長続きさせたいと考えている。

よろしければ、おつきあいのほどを。

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